RPAとExcelマクロの違いとは?使い分け方を解説します

  • 2021.09.16
  • RPA

RPAとマクロの違いを解説!

近年、業務効率化の手段として注目されている「RPA」ですが、企業間では徐々に普及が進んできています。

RPAとは?背景や機能を詳しく解説!

「RPA」は、簡単に言うとPC上での定形業務を、ロボットが代行する自動化システムの事です。Robotic Process Automation(ロボティック・プロセス・オートメーション)の略称で、近年のDX推進や働き方改革の影響もあり、大企業から中小企業の間で導入が広がっています。

従来の業務自動化システムといえばマクロが挙げられるのでは無いでしょうか。

「マクロ」も、ボタンひとつで決められた手順に従って業務を行う自動化システムとして知られています。

「RPA」も「マクロ」も主にバックオフィス業務に導入されており、業務を自動化するシステムとして代表的なものになりますが、両者の違いとは一体どういった部分なのでしょうか。

本記事では、RPAとマクロの違いや使い分け方を解説していきます。

RPAとマクロについて

RPAの特徴

RPAの特徴は、人間の手で行われている定型業務(流れが決まっている業務)を、ロボットに記憶させ、同じ動作を繰り返し行わせることができるものです。

単純なデータ入力や転機作業など、今まで人の手で行われていた作業をロボットが代行することで、人件費の削減やミスの防止などに役立ちます。

また、アプリ間をまたいで操作することが可能となっており、基本的にはどのアプリ上でも動作するので、わざわざ基幹システムを変えたりする必要は必要ありません。

マクロの特徴

まずマクロとは、主にMicroSoftのExcelで動作する機能のことで、他のOfficeソフトやGoogleスプレッドシートなどでも搭載されている機能になります。

このマクロと言う機能に関しても、RPAと同じく主にバックオフィス業務で利用されており、シートや表を自動で作成したり、データ集計を自動で行わせたりすることができます。

RPAとマクロの違い

「RPA」と「マクロ」の大きな違いを下記の表にまとめました。

RPA マクロ
対応範囲 基本はどのアプリ上でも動作可能。 あくまでアプリの機能の一部のため、アプリ外の動作は不可。
専門知識 不要
(基礎的なITリテラシーは必要)
VBAというプログラミング言語を使って構築するので、ある程度の専門知識が必要。
導入コスト 数万〜数百万円程
(RPAツールにもよる)
無料

対応範囲

マクロが動作可能な範囲は、マクロの機能があるアプリ内にとどまり、アプリ外の作業には対応しておりません。

一方RPAに関しては、PC上のすべての操作に対応しているため、複数のアプリ間の操作がスムーズに行なえます。例えば、Excelデータから社内の基幹システムへの情報入力など、特定のアプリのみに依存せずに操作が可能です。

また、RPAは一度に大量のデータを高速で処理することができます。

専門知識

RPAの導入・運用には、基礎的なITリテラシーは不可欠ですが、定型業務を自動化させる程度であれば、プログラミング知識は必要なく、画面上で簡単に自動化へのシナリオ作成をすることができます。

使い慣れるまではある程度時間がかかりますが、ベンダーによるサポートが用意されていたり、導入支援を行っている会社もあるので、うまく活用すると業務効率化が一気に捗るでしょう。

一方マクロに関しては、「VBA」というプログラミング言語をベースに構築されており、マクロを用いて業務の自動化をする場合は、VBAを扱うための高度なプログラミングスキルを必要とします。

導入コスト

マクロはExcelやその他Officeアプリなどに標準でついている機能のため、Officeアプリが導入されていれば追加料金はかかりません。

一方、RPAに関しては、無料のRPAツールもありますが、企業で導入されているRPAツールの多くは、数十〜数百万円ほどの費用がかかります。

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ただし、RPAの導入によって大幅な業務効率化に成功すれば、RPAの導入コストを遥かに上回る効果が期待できますので、導入に失敗しないよう、RPAツールの選定や事前の計画は入念に行いましょう。

RPAとマクロはどう使い分ける?

マクロはOfficeが使える環境であれば導入コストがかからないので、自動化するためのコストを抑えたい場合はおすすめです。

また、Excelなどのアプリ外の作業はできないため、業務範囲がアプリ内に収まる場合であればマクロでも十分活用できる場合があります。

RPAはマクロと比べ、対応可能な作業範囲が広く、様々な業務をこなせるので、アプリ間を横断する必要がある場合や、社内全体での大規模な運用をする場合におすすめです。

また、定型業務以外にも「AI-OCR」と連携させて、紙面や手書き文字をデータ化し、それをRPAで自動処理させるという活用方法もあります。

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自動化したい業務の規模や、充てられるコストに応じて使い分けするのが望ましいでしょう。

まとめ

RPAとマクロの違いについて解説しましたがいかがでしたでしょうか?

共に自動操作を目的として作られたものになりますが、やはり機能面やコストなど、中身は全く違うものです。

近年の「DX化」や「働き方改革」の影響もあり、RPAの普及がどんどん進んできておりRPA自体の性能も進化してきています。

なので、今も定型業務に多くの人材を充てている企業は、RPAなどを導入し、DX化・IT化の波にいち早く対応することが求められるでしょう。

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